紀元前三千年ごろには、すでに銀が使われていたと言われています。その理由は、銀には、水や食べ物の腐敗を防止したり、除菌作用があるからなのです。

そもそも銀とは?

銀の元素記号 :Ag
語源はギリシャ語のアルギュロスαργυροζ(ラテン語では argentum )と呼ばれ、
「白く輝く」とか「明るい」という意味があります。
銀の原子番号: 47 原子量: 107,8682
銀は古来より高貴の象徴、聖なるものとしてアクセサリーや日用品に利用されてきました。
昔の人々は銀製品に実用的な効果があることを知っていたようです。その効果とは抗菌、消臭能力です。
長い歴史の間に人々はこのような効果を見いだし自らの暮らしの安全と繁栄のために利用してきたのです。
そして現代この銀の効果を科学的に立証し暮らしに役立てようと様々な研究がなされています。

このような抗菌、消臭能力 ,はどのようにして得られるのでしょうか?
答えは銀イオンです。


銀は水と反応すると銀イオンを水中に溶出します。
水中に溶けた銀イオンは浮遊している細菌と引き合い体内に入り込み内部の構造に働きかけて 細菌の活動を停止させます。

また銀イオンは水を分解して水素と酸素を発生させます。この時できる酸素は活性酸素です。我々にとって必要不可欠な酸素もちょっと形を変えるだけで非常に有害な状態になります。
しかし、銀イオンが作り出す活性酸素の量は極々微量であり、また瞬時に反応してまた水に戻りますので我々大きな生物にとっては問題ありません。
ですが細菌のような超小型の微生物では話は別です。 銀イオンの存在する水は細菌にはとても住みにくい環境になるのです。

銀が水中にある限り銀イオンは生み出され、その銀イオンは水を分解し活性酸素を生み出し、水中の細菌に脅威を与え続けます。
また消臭についてですが、そもそもニオイの分子は菌などの微生物によって作り出されます。その菌自体を退治するのが銀イオンでありそれとともにニオイの分子にも働きかけ別の物質へと変えることで消臭するのです。そうしたやり取りが目に見えないミクロの世界で行われるのが 抗菌、消臭能力を持った銀イオンなのです。
銀イオンの除菌作用


 ホテルやレストランで食事をするとき、白いテーブルの上にきれいに並べられたフォーク・ナイフ・スプーンをよく見ると、silver と刻印されていますね。その銀の歴史は古く、中世のヨーロッパでは銀の食器を使っていたようで、当時描かれた絵画の中にも、フルーツが盛られた銀皿の食器が描かれています。

 水の中の微量な銀イオンが、安全で優れた除菌効果を持つことは、1929年ドイツのG・クラウスによって証明されました。
 
 その昔、お殿様が食事の際には、銀の箸が使われていました。当時、毒素には「毒砂」と呼ばれていた硫ヒ鉄鉱がありました。その成分中には硫黄が含まれており、それが銀の箸と反応すると箸が黒ずみ、硫化銀(AgS)となることを利用して毒物の有無を確認していたわけです。江戸時代にすでに銀の力を知っていたなんて素晴らしいですね。

 銀は、古くから食器として使用されていたばかりでなく、食品添加物としても認可されています。製菓材料のアラザン、水道蛇口につける抗菌材料、お父さんたちがよく口にする仁丹の銀粒やチューインガム・タバコの銀箔、さらには靴下・肌着など、私たちの身近なところで多く利用されています。もし体内に取り込まれたとしても、銀は速やかに排出され、体内には約10%しか吸収されません。

 ときどき、水俣病の原因となった「水銀」を「銀」と勘違いし、銀まで有毒だと思い込んでいる人がいますが、銀は有毒な水銀とは元素記号が異なる全く違う物質であり、銀は大量誤飲による以外、危険性はありません。日本の飲料水基準では、銀の含有量規制値は設定されておらず、飲料水の除菌にも応用されています。欧米などでは飲料水を塩素ではなく銀で除菌している国もあります。

 銀は人体の血液中に 0.003mg/リットル含まれています。日常の食事からは0.0014〜0.008mg の銀が摂取されています。中毒症状を起こす量は 60mg で、致死量は 1.3 〜 6.2g です。


銀イオンAg+の働き


銀、その抜群の殺菌力を応用した銀イオン商品は消臭スプレー、浄水器から食器洗い乾燥機、全自動洗濯機などの家電製品まで幅広く登場しています。
古来より銀は食器をはじめ、アクセサリー、装飾としてその抗菌力と安全性は知られていました。現在でも歯の治療に利用されたり、食品添加物としても認められています。銀の硬貨を井戸に入れておくと伝染病の発生を防ぐなど銀の殺菌力は1300年前もの古代より知られていましたが、そのメカニズムについては現在、銀イオン説と活性酸素説が提唱されています。また、その二つの相乗効果説も有力です。
銀イオン説は、銀イオン拡散により微生物の細胞膜が破壊される作用、活性酸素説は、銀イオンの活性酸素生成による微生物の酸素の破壊作用をいいます。


銀イオンの殺菌効果の証明


アリゾナ大学において、銀イオンの殺菌効果を評価テストした結果、ほとんどの病原菌に対して殺菌効果があることが証明されました。
効果の認められた細菌とウイルスの中でも代表的なものを下記します。



ブドウ球菌 対塩性があり、化膿性炎症として膿皮症、中耳炎、肺炎、敗血症、心内膜炎、骨髄炎などの他に食中毒の原因となる。
サルモネラ菌 チフス性疾患や急性胃腸炎を起こし、髄膜炎、関節炎などをも引き起こす。
赤痢菌 細菌性赤痢を起こし、水を介して経口感染する。大腸粘膜細胞内に進入して化膿性炎症を起こす。
クレブシェラ 気道、尿路などから感染し、敗血症を起こす。
レジオネラ屬菌 水中あるいは土中に存在し、人が飛散した水滴を吸引することにより(気道感染)、肺炎などを起こす。
シュードモナス 水中に分布し、多くの菌種が消毒剤、紫外線、抗菌剤に抵抗性で難治性感染症の原因になりやすい。
ポリオウィルス 小児麻痺を起こす。経口的に感染して咽頭や腸管で増え、その後血中に出て中枢神経系に達し、主として脊髄前角の運動神経を破壊し、四肢に麻痺を起こす。
ロタウィルス 乳幼児の下痢症(仮性コレラ、白痢)、学童の集団下痢症の主な原因ウィルスである。
ヘルペスウィルス 持続感染を起こしやすく、水痘・帯状疱診ウィルスを含む。

上記以外にも多くの細菌とウィルスに効果があることが認められています。
銀イオンの殺菌効果の特徴
一般的に消毒に使用される次亜(塩素系殺菌剤)を単独で使用する時よりも、銀イオンを併用しているほうがバクテリアは早く殺菌されます。
http://www.silveracce365.com/gin-ion.htmlより